YouTuber・トレンドブロガーが引用する際に注意すべき点。

著者:おきた ゆういち

YouTuber・トレンドブロガーが引用する際に注意すべき点。

Windows 10最新バージョンは、2004 (May 2020) です。
こちらの記事でアップデート方法をまとめております。(2020-05-30更新)


最終更新日:2019-11-27
公開日:2018-06-26
Header Image : Pixabay

最近のYouTubeでは「以下引用あり」として90%以上が引用部分でオリジナルコンテンツが無いに等しい番組が多く散見されるため、今回の記事では具体的に何が良くないのか、ということを問題提起してみます。
同時に、トレンドブログにおいても「引用で注意すべき点」について書いてみます。

引用する際の注意

注意すべきYouTubeコンテンツ

引用が成立するためには、
「メインコンテンツ(主)があって、そこに引用を付加する(従)構成」となります。
いわゆる「主従関係」が成り立っていなければ、引用は認められません。

参考:正しい引用の書き方・表記方法。著作権法とHTML5を理解した上でblockquoteやqタグのcite属性を使用しよう。 | OKITA-YUICHI.NET™

最近のYouTubeコンテンツでよく見かけるのが静止画を見せて音楽を流し、5行くらいの紹介文を経て、「以下引用あり」とテロップが流れ、情報の出所が週刊誌のような社会事件の記事本文とみられる文章が5〜10分流れてくる。最後の決まり文句は、コメント欄に投票を呼びかける。 コンテンツ全体の90%以上は「以下引用」部分で構成されており、このような作品は主従関係が逆転しているので、引用行為とはいえません

コンテンツそのものも、「いかに手間をかけずに制作するか」に注力されており、コンテンツ制作者の独自視点がないまま、視聴者に「いいね」「よくないね」を呼び掛けるという雛形コンテンツになっているので、「報道、批評、研究等の正当な目的がある」とは言い難い。

  • 「私はこう考えますが、あなたはどう考えますか?」

という「私はこう考えますが」のオリジナルな見解部分すら、無い。単純に視聴数と登録者数を増やす目的だけのコンテンツと思わざるを得ない作品があまりにも多く見受けられます。 また、引用の出所が明示されていないため、引用の要件を満たしておらず、引用は成立しません。

一般に周知させることが目的の転載でも、情報の出所の明示は必要となります[1]

YouTubeはブログとは異なり、コピーコンテンツ、ミラーサイトを機械的に摘発するにはまだ技術的に難しいですが、コンテンツを制作するのなら自身の知恵で創り出して頂きたく思います。 AI(人工知能)がどんなに進化していっても、人が進む方向は変わりません。知識や経験を活かして知恵を出し続けるのが人が歩んでいく道だからです。

YouTuberの方へ
自身のオリジナルコンテンツがメインになるような作品を制作しないと、著作権法違反に抵触する恐れがあります。
根拠条文:同一性保持権の侵害(第20条第1項)、上映権の侵害(第22条の2)、公衆送信権の侵害(第23条)、など。
侵害行為が認定されると著作権法上の罰則規定が適用されます[2]

注意すべきブログコンテンツ

トレンドブログは情報の寄せ集めになりやすいため、ブログ構成に注意しないと、大半が引用に陥る危険性があります。

  • 「A週刊誌によると〜」から始まり、週刊誌記事本文をコピーしてBlockquoteの中に貼り付けて、引用元の週刊誌記事URLを添える。

この様式は2014年秋までのトレンドブログでは横行していました。実際に、検索順位でも上位に位置していたのですが、2014年秋にGoogle社によるペナルティが大幅に強化され、独自視点による見解がコンテンツに表現されていないトレンドブログは検索順位を下落された歴史があります。 このような構成のどこが悪いのか申しますと、読者に付加価値を与えていない点です。[3]

  • 単純に他媒体からコピー&貼り付けした事実の列挙だけ
  • 単純に他媒体にて掲載されていた事実を寄せ集めただけ

これらがコンテンツのメインとなるページやサイトは、SEOの観点からも品質の高いページとは呼べません。
Googleは品質に関するガイドラインで「オリジナルコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページを作成しない」と明記して、そのようなコンテンツには処置を取る(ペナルティを課す)と言及しています。[4]

さらにコンテンツの話題(テーマ)が後発で新鮮な情報が無いブログなら、昨今のSEOでは全く検索結果上位に反映されません。それだけ検索エンジンが賢くなり精度がアップしているのが現在の検索の世界です。

ブログに求められる要素

「何の要素が必要なのか?」この問いに対して簡潔に述べれば、

  • 考察

を書くことが大切です。 「あなたは事実を知り調べ物をして(知識の部分)、どのような考えに至り、何を学びましたか(知恵の部分)?」 知恵の部分がメインとなるコンテンツを目指していくと、コンテンツに深みが出てきます。ユーザーへ付加価値を提供することができます。 トレンドブログもトレンドアフィリエイトと別名で呼ばれているため、Googleのアフィリエイトプログラムが適用されます[5]
ですから、下のようなコンテンツにならないようなページ作りが必要です。

内容の薄いアフィリエイトの例

商品アフィリエイト リンクを含むページで、商品の説明とレビューを元の販売者から直接コピーし、独自のコンテンツや付加価値を加えることなくそのまま掲載しているもの。

サイトの大部分がアフィリエーションで構成され、独自のコンテンツやユーザーへの付加価値がごくわずかしか含まれていない商品アフィリエーションのページ。

引用元:アフィリエイト プログラム – Search Console ヘルプ

平たくいえば、

  • ほぼ全面的にコピーして、引用扱いで自サイトに貼り付けて、付加価値が無く内容の薄いコンテンツに対して処置を取ります

と言い換えることができて、「引用ばかりのコンテンツは認めない」という意味となります。   また、情報の寄せ集めに関してGoogleは、

ウェブ上の多くのサイトに掲載されているようなコンテンツで構成されたアフィリエイトのためだけのサイトは、Google 検索結果で上位に表示されず、検索エンジンによる評価が低くなる可能性があります。
引用元:アフィリエイト プログラム – Search Console ヘルプ

と明記していますので、引用ばかりで情報を寄せ集めたページ作成はしないでください。

SEO対策の側面からも付加価値は重要

昔からSEO対策では、「良質なコンテンツを作成してください」と言われ続けています。

  • どこに尋ねても「良質なコンテンツ」と言われます。「良質」って何ですか?

私も訪問者様からこのようなお問い合わせメールをお受けしたことがあります。 ここでは簡単に「良質」を分解しますと、

良質の要素

  1. 情報が新鮮
  2. 独自視点による見解
  3. ユーザーにとって有益性・有用性が高い
  4. ユーザーにとって利便性が高い
  5. コンテンツのオリジナリティが高い
  6. 訪問者に付加価値を与える

などの要素が挙げられます。 とりわけ、6の付加価値についてGoogleは、

付加価値の定義

付加価値とは、価格、購入場所、商品のカテゴリに関する追加情報など、意味あるコンテンツや機能のことです。

引用元:アフィリエイト プログラム – Search Console ヘルプ

と踏み込んで明記しています。   但しこの際注意すべき点は、付加価値が「独善的な考えや情報にならない」ということです。
既にWebでは裏付けのある通説の正解があり、自身の至った考えが間違いだった場合(独善的だった場合)は、すぐさま訂正してくださいね。
今の検索エンジンは、誤情報・フェイク情報を検索結果上位に運びません。この点も格段に改良されて賢くなりました。
検索者は正確な情報を求めていますから、どんどん検索精度が上がってもらえるのは、ユーザーの願いです。

SEOコラム
このような偉そうな内容を書いている私ですが、1記事を書くに当たっては自身の持っている知識や経験を総動員させて、渾身の力を込めて記事作成には臨んではいるものの、現在でもやはり結果的に誤情報を書いてしまう場合が少なくはありません。
私の場合は、「渾身の力を込めたわりには、検索結果がまるで見当外れの順位になっている」とき、後になって調べてみると、「誤情報」もしくは「タイトルを誤って文法的に成立していない」状態になっていたことが多いです。
ブログの投稿数が少ないうちは、サイト全体が弱いため思うようには上位に位置しませんが、大体の目安として、50位以内に記事が位置しているのであれば、記事更新を頑張って継続していれば、サイトの底上げで全体的に浮上した際に、検索結果10位以内に入る可能性はあります。

ただ、順位は相対的なものなので、「10位以内に入る」と言い切ることは出来ませんが、

  1. 少なくとも検索上位サイトをコンテンツで圧倒的に凌駕して、
  2. 手抜きをせずに渾身の力を込めて書き抜き、
  3. 論旨をぶらさずにかいていれば、

選定キーワード・関連キーワードで検索に引っかかる確率は高まります。

過去から現在に至る私の失敗経験談も豊富に重ねて書きましたので、より良いWebスペース作りに賛同頂ければ嬉しいです。
(私は今でも数多くの失敗を発生させています)

Bloggerが注意する点
情報や事実だけのページにならないよう、自身の考察を織り交ぜながらブログを制作していく。

ご不明な点がございましたら、コメントをお待ちしております。
内容に不備な点や間違いがございましたら、下のコメント欄よりご指摘頂けると、ありがたく思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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著者について

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2020/04/15 更新 – ブログや通販サイトなど、Webサイトを運営されているお客様に、「検索からアクセスアップする文章の書き方」をオンラインでアドバイスさせて頂いております。at Osaka, Japan.